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  1. 台東区議会 2020-07-22
    令和 2年 7月産業建設委員会-07月22日-01号


    取得元: 台東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    令和 2年 7月産業建設委員会-07月22日-01号令和 2年 7月産業建設委員会 産業建設委員会会議録 1 開会年月日   令和2年7月22日(水) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長 青 柳 雅 之    副委員長 和 泉 浩 司   (8人)    委員  拝 野   健    委員   松 村 智 成           委員  山 口 銀次郎    委員   中 村 謙治郎           委員  河 井 一 晃    委員   寺 田   晃 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   文化産業観光部長              岡 田 和 平           文化振興課長                齊 藤 明 美           産業振興担当部長              中 沢 陽 一
              産業振興課長                上 野 守 代           土木担当部長                武 田 光 一           道路管理課長                齋 藤   洋           土木課長                  原 島   悟           公園課長                  村 松 有 希           教育委員会事務局スポーツ振興課長      櫻 井 洋 二           文化産業観光部副参事(産業振興事業団事務局次長)                                 吉 江   司           文化産業観光部副参事(産業振興事業団経営支援課長)                             (事務局次長 事務取扱) 7 議会事務局   事務局長      箱 﨑 正 夫           議事調査係長    松 江 勇 樹           書記        池 田 道 則           書記        大 金 佐和子 8 案件 特定事件について  ◎理事者報告事項産業振興担当】   1.「緊急経営相談ダイヤル」の設置について                      …………………資料1 文化産業観光部副参事                           (産業振興事業団経営支援課長) 【土木担当】   1.土のうステーションの設置について ……………………………資料2 道路管理課長   2.弁天院公園整備工事及び寿児童遊園整備工事について                      …………………………………資料3 公園課長外郭団体】   1.公益財団法人台東芸術文化財団経営状況報告について                      ………………………事前資料1 文化振興課長   2.公益財団法人台東産業振興事業団経営状況報告について                      ……………事前資料2 文化産業観光部副参事                           (産業振興事業団経営支援課長)           午前 9時59分開会 ○委員長(青柳雅之) ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してから、ご発言願います。  また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、理事者の方に申し上げます。  所管の部の報告事項が終了した時点で、ご退席いただいて結構です。  それでは、審議に入らせていただきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 案件、特定事件についてを議題といたします。  本件については、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。  初めに、「緊急経営相談ダイヤル」の設置について、文化産業観光部副参事、報告願います。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 それでは、緊急経営相談ダイヤルについて、お手元の資料1に基づきましてご報告いたします。  初めに項番1、目的でございます。新型コロナウイルス感染症などの影響によりまして、新たな事業展開事業再生など喫緊の経営課題を抱え、また国や都の支援策の利用など、より早急な相談と支援を必要とする区内中小企業の方々に対しまして、従来の商工相談などの窓口相談に加え、専門家に直接相談できる専用電話やオンライン環境を整備することで迅速な支援を図ることを目的としております。  次に、項番2、実施内容でございます。(1)対象につきましては記載のとおりでございます。また、相談状況に応じまして匿名による相談も受け付けいたします。(2)開設日につきましては、曜日を指定しまして平日の週2日、月8日間といたします。また、相談時間につきましては、月8日間のうち10時から15時を4日間、15時から夜間19時までを4日間といたします。(3)実施方法につきましては、一般社団法人台東中小企業診断士会に委託し、特に事業再生事業承継多重債務等の関係に詳しく、国や都の支援策にも理解が深い中小企業診断士2名を中小企業振興センター内に配置しまして、専用ダイヤルを通じて直接電話相談を受け付けいたします。また、電話をかけていただいた際に、相談者からの希望に応じましてZoomを用いたオンライン相談にも対応いたします。(4)実施期間につきましては、当面契約締結日から令和3年3月31日までといたします。  次に、項番3、今後のスケジュールでございます。本委員会にてご了承いただきましたら、電話等の設置工事等を行うとともにホームページ等により周知を図り、9月1日から相談受付を開始いたします。  「緊急経営相談ダイヤル」の設置についてのご説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 私自身もたくさんの事業者の方と、もう本当にコロナ禍ですので様々な相談を受けながら、いつもいつも産業振興事業団にはお世話になりながら対応させていただいているんですけれども、商工相談も増える中、このように緊急経営相談ダイヤル、人員も増やしていただきながら、またオンライン相談も可能ということで非常に期待するところでございます。  ちょっと気になるところがオンライン相談ですけれども、事業者さんがそのような設備とかがない場合はどのように、もうなければしようがないんですか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 オンライン相談につきましては、やはり事業者様の環境の部分もありますので、原則はお電話でのやり取りを考えております。その事業者さんがお持ちでないという場合、パソコンがあればできるとは思うんですが、ない場合はちょっとお電話でご対応をということでよろしくお願いできればと思います。 ○委員長 パソコンというか、スマホでいいんですよね。  文化産業観光部副参事。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 スマートフォンでもできますので。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 その辺も丁寧に進めていっていただければと思うんですが、9月スタートということですけれども、これはわがままですけれども、もう少し早められるということは可能ですか、難しいでしょうか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 その事業の開始につきましては、やはり9月1日ということで考えております。その中身としましては、ご了承いただいた後に、中小企業診断士会とも相談対応の平準化ですとかそういった部分で意見交換、また各種支援機関ビジネス支援ネットワークへのつなぎ方も含めまして、関係機関と8月中に細かい調整をさせていただければと思います。また電話工事等、またZoomに関するWi-Fiの工事等もありますので、そこの部分も考慮いたしまして9月1日からとさせていただきたいと思います。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 非常に期待している新しい事業でもありますので、しっかり周知していただきながら進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 河井委員。 ◆河井一晃 委員 私どももいろいろな相談を受ける中で、融資にしても何にしてもいろいろなところでどこに相談行ったらいいのか、どの制度なのか、何の制度なのか。ちょっとあまりにもあり過ぎて、よく問合せをお聞きします。こういった窓口を設置していただければ、ちょっと私もこちらに促すことができるなと思いながら大変ありがたいなと思っています。  また中小企業診断士会と連携してということですけれど、こちらの予算が資料にないので予算を確認したいのと、先ほどWi-Fiの工事ということが言われていましたので、Wi-Fiの工事がどれぐらいのコストの幅で実施されるのか確認させてください。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 経費につきましては資料に記載がなかったんですが、概算でトータル390万円ほど考えております。その内訳といたしましては、290万円がこの中小企業診断士会への委託となってございます。残り100万円につきましては、電話の工事がおよそ50万円かかるというので現在事業者と調整は進めているんですが、あとWi-Fiの工事に加えて産業振興事業団側に例えばカメラですとか、あとはイヤホンを今購入を考えておりますので、そのことも含めておよそ50万円ということで、概算で見積もっております。以上でございます。 ○委員長 河井委員。 ◆河井一晃 委員 ありがとうございます。ちょっとコスト的には人員とかいろいろ適正なのかなと感じたんですが、今こういった相談を受けられる方の中に、関連なんですが、新型コロナウイルスの融資とかもう最初の融資を使い切ってしまったとか追加の融資とか、そういった声も多々聞くんですが、本区は新型コロナウイルスの融資500万円という上限がありまして、お隣墨田区は1,000万円、文京区は1,000万円と倍近い数字の額が違ってきているので、ちょっと500万円では少ないというような声も聞いております。そういった中で、ちょっと関連でその限度額の上限の変更を考えているかどうかというのをお聞きさせてください。 ○委員長 産業振興課長。 ◎上野守代 産業振興課長 前回の5月15日の臨時会において報告したとおり、融資をさせていただいております。現在受付中ということでございますので、現段階で融資額の上限を上げていくということは考えてございません。 ○委員長 河井委員。 ◆河井一晃 委員 それは要望もないという感じでございますでしょうか。今コロナ禍でかなり感染者数も増えて、対応にかなり苦慮している事業者さんも多くいるので、できれば考えていないではなく、ちょっと検討していただきたいと思います。 ○委員長 よろしいですか。 ◆河井一晃 委員 はい、以上です。 ○委員長 ほか、ありますか。  和泉副委員長。 ◆和泉浩司 副委員長 副参事、私の17年前の質問読んでいただけましたか。一般質問の1発目、企業ホスピス。一生懸命仕事をして台東区に税金を納めてきて、最後の最後、借金できなくなって夜逃げ同然に消えていってしまう人を助けるように会社のホスピスを作ったらどうだ。当時、私は自民党で大批判を受けました。産業施策と福祉施策を一緒にするなと。だけれど、まさにそういうことをやろうとしているんではないの。きれいな言葉しか使えないのは分かるよ、行政としては。だってこんな相談とか何かは今までだってやっているでしょう。だけれどここへ来て何でこれを出したのか。一生懸命頑張っていても新型コロナウイルスの影響でこれから倒産件数増えますよ。そういうときにどうしたらいいだろうというプロの目線で相談に乗るために、こういう施策をやろうとしているんではないですか。どうですか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 今、副委員長がおっしゃっていたように、今確かに新型コロナウイルスの影響があって、これからいろいろな企業の方がさらに経営が苦しくなることも想定されます。その中で、産業振興事業団といたしましては、いろいろお悩みがあってどのように進めたらいいのか、例えば債務の整理ですとかそういったものも含めてお悩みのある方がいらっしゃった場合に、選択肢をいろいろお伝えさせていただいて、中小企業の方々が本当にそこの部分でまずお困りにならないよう、その部分の道筋というか、そういったアドバイスをしていきたいと考えております。その上で中小企業の方々がご自身でその選択肢の中からよりよい選択をしていただいて、その上で例えば弁護士相談ですとかビジネス支援ネットワークとかにおつなぎいただける部分があれば、そういったことも含めましてトータルでご支援できればと考えております。以上でございます。 ○委員長 和泉副委員長。 ◆和泉浩司 副委員長 そういう思いがあるんだったら、緊張感と緊迫感が足りない。大体、中小企業診断士会との話合いがつかなかったから9月まで持っていってしまうんだろうけれど、8月倒産件数、増えますよ。GDPが2%下がったら8,000人が自殺するって言われているんですよ、一般的に。そんなときに9月から相談に乗りますよ、では間抜け過ぎるでしょう。どんなことをしても中小企業診断士の会の皆さんに一刻も早くやってもらう方法を考えて、委員会に報告したから8月準備で9月からやりますなんて、そんな間抜けなこと言っていたら救われるものも救われないですよ。  それと、当然河井委員もご承知だと思いますけれど、台東区の融資の枠が500万円、十分ですと私は思います。というのは、いろいろ皆さんと相談していると今メニューが多過ぎる。国とか都とか。それでセーフティネット4号で3,000万円、政策投資銀行で2,000万円とかで、5,000万円を実際に5年据置きで借りたところもあります。だから区が500万円でやるよりも条件よくそっちが動いているから、そういうものをどんどん紹介していくような事業にもしてください。  それと最後に言っておきますけれど、私が企業ホスピスをつくりなさいと。もうやめようと思ってもやめる金もない、やめられない、会社整理ができない。そういう人たちに手を差し伸べるのが行政でしょうというのが17年前の質問でした、私の。我が党の先輩方には怒られたけれど一応答弁をもらう形まで持っていって、そのときの答弁もこれなんだよ、相談窓口つくりますと。これ錦の御旗みたいに相談窓口をつくったら行政は仕事していますという話ではないからね。今は国とか都とか様々なメニューがあるから、助かるところもたくさんあります。だけれど、これがだんだん行き詰まっていくと、本当にせっぱ詰まった会社が出てきます。そのときに相談窓口つくりましたからと、それで3月までとか言っているんでしょ。新型コロナウイルスの影響がなくなるにはこれからまだかかるよ、いっぱい。そしたら期限を設定しては駄目よ。予算が足りなくなったら予算追加していけばいいんだから。多分ここにいる委員の皆さんも、結構そう思っていただけると思いますよ。だからそれはこの委員みんなで応援しますから、どんどん予算を取ってしっかりこの事業を充実させてください。17年前、これいつの間にか消えたんです、やりますと言って。ただ、新人議員だったけれど自民党だったので、やりますと言って無視はしないでつくってはくれたけれど、いつの間に消えた。17年前は全体が悪くなっているときだったから、国や都のメニューなどなかったんです。台東区自身が健全化計画で予算削減した時代だからね。だからそういう時代をみんな生き抜いてきているんだから、国とか都の様々なあらゆるメニューを活用することを区民にどんどん提案してくださいよ。台東区はお金配れないんですから、千代田区と違って。だからそういう意味でも、人のふんどしという言葉が適切かどうか分からないけれど国や都のメニューを最大限利用する。そういう方策でこれを充実させて、ほら見ろというぐらい頑張ってください。以上です。 ○委員長 河井委員。 ◆河井一晃 委員 先ほど和泉副委員長から融資枠は500万円で十分という言葉があったんですけれど、ちょっと付け加えさせていただきたいんですけれど、なぜ私が500万円で少ないかというのは、確かにいろいろな融資制度はあります。日本政策金融公庫もいろいろあります。ただ、地元の事業者さんというのは、大体信用金庫とか信用組合とかそういったところに相談にまず行くんですね、お金が足りないということで。そうしたときに、金額はどれぐらいですかと言われたときに、台東区で500万円の融資がついているから500万円でという話から始まるんですね、大体。それで500万円では少ないんだけれどなと言うんだけれども、フットワークよく信用金庫さんとか信用組合さんが動いてくれるのはその金額なので、どうしてもその金額になってしまうという実情があるということをご報告させていただきます。以上です。 ○委員長 和泉副委員長。 ◆和泉浩司 副委員長 そういう実情だけではないよ。そういう実情も河井委員が聞いてきたんだろうけれど、その5,000万円借りた人は全部信用金庫の窓口ですから。信用金庫の担当者が、これもあるあれもあるこれもあると。それぞれ信用金庫信用組合も担当者によってスキルが全然違う。だから信用金庫が500万円しかありませんよ、ああそうですか、残念でしたと諦めさせては駄目なのよ、行政は。もっとありますよ、こちらもありますよ、そちらもありますよと窓口で、先ほど5,000万円借りた人、大変私に近い人ですけれど、飲食やっている人で、その人も5,000万円借りて今生き延びていますけれど、やはり日頃の金融機関とのお付き合いもあるから様々な例があって、そういうことも加味して考えてください。 ○委員長 ほかにございますか。  今いろいろ意見出たんですが、今回本当に新型コロナウイルスの影響がすごく区内に広がっている中での委員会ということで、本来でしたら区あるいは国や都のいろいろなメニューに対しての、区民や区内事業者のその申請状況や、あるいはそういう制度を使っているのはどんな状況なのかということを中間報告でもいいからこの委員会に出していただいて、その上で委員会としてさらなる支援が必要なのか、あるいはこの制度はフィットしていないとか、そういう議論をぜひしたかったと思っているんですね。  それで可能でしたらでいいんですが、この委員会閉会後で結構ですので、今のいろいろな区の支援状況がどういう状況になっているのか、資料として各委員にぜひ配っていただきたいと思っております。  その上で、次回の委員会は9月なんですが、例えば国のいろいろな補助金ありますが、この8月、9月中に仮に新たな制度をやりますよという話があれば、いつでも委員会開きますので、その9月の定例会を待たずに新たな制度を踏み込むという場合は、ぜひ相談していただきたいと思います。  それとこの報告案件になりますが、先ほど9月スタートを早くできないのか、各委員からありました。いろいろな事情があると思いますが、これは本当に1週間でも早く、あるいは数日間でも早くできるのであれば、9月1日のスタートにこだわらずに、ぜひ前倒しでやっていただきたいと思います。その上で、例えば設備の費用が突貫でやるのに若干足が出たと。そういう部分であれば、全然大丈夫というかそのあたりは皆さん分かっていますので、そういう事情で期間が延びてしまう、9月になってしまうというのであれば、そのあたりは考えていただきたいということです。そのあたり取りまとめさせていただきまして、ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 ここで、審議順序の変更について申し上げます。
     外郭団体の2番、公益財団法人台東産業振興事業団経営状況報告については、審議の都合上、順序を変更してここで報告を聴取し、質疑を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 それでは、公益財団法人台東産業振興事業団経営状況報告について、文化産業観光部副参事、報告願います。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 それでは、公益財団法人台東産業振興事業団経営状況について、お手元の事前資料2に基づきましてご報告いたします。  この事業報告及び収支決算につきましては、6月の理事会及び評議員会において承認されたものでございます。  それでは、項番1、各種研修会講習会等の事業でございます。(1)中小企業に対する技術の指導及び研修事業では中堅技術者専門研修などを、(2)中小企業の情報化・国際化等を支援する各種研修事業では資料記載の語学教室を、(3)人材育成を支援する各種セミナー事業ではしたまちTAITO創業塾などや経営セミナーなどを、(4)中小企業勤労者等の福祉に関する各種セミナー事業ではパソコン講座などを行いました。  続きまして、項番2、調査研究、情報提供並びに普及事業では(1)資料の収集及び提供事業としてファッション関係の書籍等を購入し、閲覧に供しております。  恐れ入ります、2ページをお開きください。(3)の表、勤労者サービスセンター会員加入状況でございますが、令和元年度は入会者数が293人、退会者数が321人となっており、全体で3,538人、前年度比28人の減となっております。  次に、項番3、勤労者福祉事業でございます。(1)では、産業研修センターにおいて革小物手作り教室などを実施いたしました。(3)健康維持増進事業では、予防接種や日帰り温泉施設等利用補助を行いました。3ページをご覧ください。(5)自己啓発・余暇活動に係る事業では、指定宿泊施設や各種観戦・観劇チケット等利用補助などを実施いたしました。  項番4、各種経営支援等の事業でございます。(1)②ビジネス支援ネットワークでは、17の支援機関と連携しまして317件の相談実績がありました。③専門コーディネーター相談では、区内中小企業を訪問し2,587件の面談を実施いたしました。(2)各種助成事業では新市場開拓支援など8種の助成事業を実施しまして、実績は資料記載のとおりでございます。(3)①ウ、TAITO SAMBAは交流会によるマッチング支援、新製品開発を支援するもので、実績は資料記載のとおりでございます。4ページをお開きください。③海外での販路開拓支援では、タイのバンコクで実施されました展示会に区との連携で台東区ブースを出展しまして、区内企業15社に海外展開を行うために必要な準備やテストマーケティングの場の提供を行いました。  項番6、産業研修センターの管理運営及び区から受託する事業でございます。(1)産業研修センター会議室等利用状況の実績は、資料記載のとおりでございます。(2)事業者支援施設浅草ものづくり工房の運営についてでは、①入居者の状況は令和元年度中に4事業者が退去したため、3月末時点では5事業者でございました。その後、4月に4事業者が入居しておりまして、現在は9事業者が入居しております。②活動状況につきましては、令和元年10月に施設公開を実施しまして、延べ1,469人の方にご来場いただきました。  最後に、項番7として新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止とした事業の一覧を記載しております。  続きまして、令和元年度の収支決算についてご報告いたします。恐れ入ります、5ページをお開きください。  Ⅰ、事業活動収支の部のうち、まず1の事業活動収入の決算額でございます。①基本財産運用収入は政府保障債等の運用益で1,017万7,067円、③会費等収入は勤労者サービスセンターの会費入会金で2,186万9,700円、④事業収入は経営支援課におけるセミナーの参加料収入などで5,707万4,950円、⑤補助金収入は職員の人件費や事業実施に対する区からの補助金で1億879万3,000円となっております。以上の事業活動収入合計額は2億3万18円となります。  続きまして、2の事業活動支出の決算額でございます。①経営支援費支出は相談や助成事業に係る支出で3,699万3,460円、②勤労者サービスセンター支出は各種サービス利用補助などで5,851万3,176円、③研修センター事業費支出は各種研修会等の実施経費などによるもので859万6,294円、④区受託事業支出は区から管理を受託している産業研修センター及び事業者支援施設の管理運営等に関する経費で2,097万3,912円、⑥事務局費支出は職員の人件費、法人の運営に係る経費で4,244万5,639円になりまして、事業活動支出の合計額は1億7,702万3,851円となります。  その結果、事業活動に係る収支額は、その下に記載のとおり2,300万6,167円となります。これにⅡ、投資活動収支、Ⅲ、財務活動収支を合わせますと、全体の当期収支差額は下から4行目の2,489万754円となります。  収支決算の概要については以上でございます。台東区産業振興事業団経営状況について、ご報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  寺田委員。 ◆寺田晃 委員 気になるところだけ聞かせていただきます。この収支決算書の26ページですけれども、ここで商工相談商工相談員が5人の方に行っていただいておりまして、相談件数も794件、年々増えているというよりか、コロナ禍ですのでしっかり受け止めていただきたいなとは思うんですが、これざっくりお一人どれぐらいやっていらっしゃるのかなということで、この数字上で確認しますと、一月当たりお一人13件ということなんですね。この商工相談というのは現在ではビジネス支援ネットワークにつなげていただいて、これもただ連絡先を伝えるだけではなくて、今のビジネス支援ネットワークというのは寄り添い型ですね。しっかり最後まで面倒を見る。充実した台東区ならではの支援事業だと思うんですけれども、このお一人13件持つというのはどうなのかなという、本当に一つ一つ丁寧に受け止めていただいて評価はしているんですけれども、もし本当に足りないんでしたら増員していただきながら、この新型コロナウイルスの影響が落ち着くまでそういった体制でやっていただけるかなと感じているんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 今、商工相談の状況ですが、月13件というのは5人の商工相談員が今月曜日から金曜日まで回しておりますので、それを平均すると月13件というものが出てくるのかなと思います。  その事業者の中小企業診断士の方は、一日5時間の相談、1こま1時間で相談5時間ですが、それを4回1人当たりやっております。そう考えますと、月でいくと1人当たり20時間分対応が可能だということです。それを13件ということなので、大体平均を取りますと1人当たり70%ぐらいの対応をしている。実際に100%に行くのがいいのかどうかというのはあるんですが、その商工相談がどうしてもやはり予約制ということもあって、その相手方の事業者からのお電話をいただいて曜日を詰めてやっていくという、合わせながらやっていくということがありますので、今のところこの人数でまずはやっていきたいと考えております。この体制につきましては、先日の第2回定例会の産業建設委員会で報告しましたとおり、令和2年度もこの体制でということで進めようと考えておりますので、その点はご理解いただければと思います。よろしくお願いします。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 引き続き見守っていただきたいと思うんですけれども、続けてこちらの決算書の44ページ、勤労者サービスセンターの加入状況で先ほどの報告にもあったんですが、前年度より28名減ということですけれども、表を確認させていただきますと、3月末で退会が88人。前年はたしか47人だと思ったんですけれども、要するに定年で抜けられる方以外にも退会される方が今回の場合はあったのかなと感じて、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長 文化産業観光部副参事。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 これも理事会等に報告させていただいて、今回ご報告させていただいている流れなんですけれども、退会者数、この41ページにございます3月の88名でございますが、やはり勤労者サービスセンターの会員の年齢構成、65歳以上がおよそですが4割を占めておりまして、やはり例年退職による年度末の退会というのは多くなってございます。  また、令和2年3月、この表でいきますと88人の中で40人の事業所の規模の方が退会されたということがございました。内訳といたしましてはその88人の部分で、その大規模なところが含めて任意退会46名、あとは退職による方々が33名、区外に移転したという方が3人、廃業されたという方が2人、その他の方が4人となってございます。内訳は以上でございます。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 まとめます。様々な事情があるんでしょうけれども、この勤労者サービスセンターというのは皆さんもご存じのとおり中小企業の福利厚生を支えている。中には、ストレスチェックのご案内もさせていただいている大変重要な事業だと思います。様々な要因があるにせよ、これは希望、要望ですけれども、一人月500円の会費を減免とか、もし可能ならばそういった形でも支えていくことが大事ではないか、台東区の一つ一つの事業者さんを支えていく大事なところではないかなと。それは減免するというのはなかなか難しいことだとは思うんですけれども、その辺も含めて支えていっていただきたいなと感じております。  この間、報告いただきました中小企業の景況で、1月から3月期で倒産された事業者さんが20件。前期比で25%減。いわゆる10月から12月が27件とかなり多かったので本当残念な結果ですけれども、いろいろな意味も含めて、引き続き産業振興事業団にはしっかり支えていっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 ほかにありますか。  今回この評議員会というのが書面開催だったんですね。ですので、ちょっと確認したいんですが、前回の書面開催のときもいろいろなセミナーが新型コロナウイルスの影響で中止になっていますよね。今、ウェビナーというんですか、ウェブセミナーという形で開催するというのが非常に増えていますので、そういった方向性を考えられないのかというような話をさせていただきました。それで今回、若干違いますがWi-Fi環境も整えるということになって、さらにZoomを利用するということになってくると、先ほどの緊急相談ダイヤル週2回ですから、その他の時間Wi-Fiの器械も空いているということなので、ウェビナーの開催に振り替えていくということは結構安易にできるんではないかなと思っています。  あとは、先ほど寺田委員からもご指摘があった一般の商工相談、これもZoomなどを使ってという形にも発展できると思うんですが、そのあたりについては何か進展というか、あったら教えていただきたいんですが。  文化産業観光部副参事。 ◎吉江司 文化産業観光部副参事 今、委員長からご提案いただきましたウェブを用いたオンラインのセミナーですとか、ここの部分については今検討というか進めております。実際、確かに今新型コロナウイルスの状況もありまして、対面によるのもなかなか難しいこともございますので、そういった視点も含めて、これからしっかりとやっていきたいと思います。  あとは商工相談につきましては、既にZoomのカメラの対応はしておりまして、事業者さんと昨年度の実績でいきますと3件ぐらいでしたが、状況によって今対応していますので、また今回この形で先ほどの緊急経営相談ダイヤルのご報告させていただいて、Wi-Fi環境も整えられればその辺も活用しながら対応していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長 分かりました。  ただいまの報告については、ご了承願います。  それでは、案件表の順序に戻ります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、土のうステーションの設置について、道路管理課長、報告願います。 ◎齋藤洋 道路管理課長 それでは、土木担当1番、土のうステーションの設置について説明いたします。資料2をご覧ください。  項番1、目的でございます。昨年の台風19号による土のう不足等の教訓を踏まえ、新たに土のうを自由に持ち出せる土のうステーションを設置いたします。これによりまして、区民等が自ら行う平時からの水害への備えを支援するほか、台風やゲリラ豪雨時における土のう配布要望の集中を回避し、業務の軽減を図り、道路の維持・保全に努めるというものでございます。  項番2の設置場所でございます。資料2枚目、別紙をご覧ください。この図は、今回新たに設置する土のうステーションの設置場所の案を示したものでございます。地図上、青い丸が5か所ございますが、それぞれ区内公共施設の敷地内で当該施設の利用に支障のない場所を活用しまして、ストッカーと称する土のうの保管箱を設置するというものでございます。  資料1枚目にお戻りいただきまして、下の写真をご覧ください。こちらは土のうステーションのイメージでございますが、右側のストッカー内に土のうを収納した上で通常は左側のようなカバーをかぶせることで土のうの劣化を防止するほか、一目でそれと分かるよう表示いたします。サイズといたしましては、写真に記載のとおり1メートル程度の大きさとなっております。  項番3の管理についてですが、まずステーションごとに100個程度の土のうを用意し、ご自由にお持ちいただくよう備え置くことといたします。また、これと併せまして戸別配布につきましてもこれまでどおり継続していくことで土のう入手方法の選択肢が増え、配布要望が集中する事態を回避するといった効果が期待できるというものでございます。(2)ですが、職員による道路パトロール等の際、各ステーションの定期的な巡回を行い、土のうの補充やメンテナンスに努めてまいります。(3)といたしまして、土のうステーション開設後の稼働状況を勘案した上で、将来的な増設などについても検討してまいります。  項番4、今後の予定でございます。記載のとおり、8月中旬に各設置箇所の地元を中心に周知してまいります。そして、8月下旬には土のうステーションを開設する予定でございます。  ご説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  松村委員。 ◆松村智成 委員 何点かありまして、まず一つお伺いしたいのが、今回の土のうステーションのこのカバーについて、もう発注されているとは思うのですが、雨が降り始めてから持っていくというイメージの区民の方がいらっしゃると、やはりちょっと危ないなというイメージもあるので、日頃の備えとして持っていけるようなご案内というか注意書きというのはあるのでしょうか。 ○委員長 道路管理課長。 ◎齋藤洋 道路管理課長 土のうステーションのカバーについては、これに何か記載するというのはちょっと難しいと思いますが、別に何か表示して貼り付けた形でご案内できるよう考えたいと思います。 ○委員長 松村委員。 ◆松村智成 委員 ありがとうございます。ぜひそのようにお願いしたいと思います。  それと、次の話は個人的な意見なんですが、聞いた話なんですけれども、昨年の台風のときにでしたか、土のうが欲しいという区民からの声がたくさんあったのは皆さんご存じかと思います。その中で、例えば一つのマンション丸々囲むように土のうが欲しいというようなご意見とか要望があったとも聞いています。実際に必要とされる方はたくさんいらっしゃる中で、それをどのように対応するかというのもあるとは思うんですけれども、やはり本当に僅かでも必要というところに全て回していただけるよう、職員の方々は恐らくすごくご尽力されているのは私も分かっています。実際、ビルとかの半地下になっているところに関しては、これからはちょっとこれは課長のところではないんですけれども、例えば止水板を設けるようなことを我々が検討していかなくてはならないのかなというのも考えて、土のうだけで全て対応できるとは思いませんし、いろいろな課をまたぐところもあるかもしれませんが、やはりこれからの考え方として土のうで全て賄えるとは思えないけれども、でもやはりこの土のうを必要とされる方は非常にたくさんいます。実際、土のう自体を作るのも職員の方々が皆さん手作りで作っていらっしゃるとは聞いていますので、これをいかに有効に大切に使えるかというのを我々は考えていければなと思っております。ぜひ土のうを取りに行けない台東区内の大先輩方のところに確実に届けられるように、これからも対応していただければと、意見だけ申し上げて、おしまいにしたいと思います。以上です。 ○委員長 山口委員。 ◆山口銀次郎 委員 昨年の台風19号のときに区のホームページに土のうのことが載っていて、その後問合せが殺到し、土のうが不足したということは聞いております。その上で、今回このように区内にまず土のうステーションが設置されるというのは、非常に防災対策として前進のあるものだと思います。今ニュースで連日報道されているように、九州での豪雨災害など近年の水害のリスクの高まりから考えてみたら、やはりこの策というのは非常にいいものである。ただ、ここに将来のステーションの増設など検討するとは書いてありますが、この5か所だとやはりまだ少し少ないのかな。もちろんゼロから5に増えたということはいいんですけれど、ちょっと少ないかなというのが個人的な印象であります。松が谷とかああいう真ん中の辺の方たちはどのステーションもちょっと遠いかなというのがあって、やはり離れていると土のうの運搬の往復なども大変だと思うんですけれど、ちょっとお聞きしたいんですけれど、この土のうステーションの中に入っている土のう1個当たりの重さというのはどのくらいでしょうか。 ○委員長 道路管理課長。 ◎齋藤洋 道路管理課長 通常の土のうですと大体10キロから15キロぐらいなんですけれども、お持ちいただくことも考えまして、少し小さめにつくろうかなと考えております。 ○委員長 山口委員。 ◆山口銀次郎 委員 通常が10キロから15キロで、ここに入っているのは少し小さめ。でも5キロぐらいはあるという考え。具体的に何キロぐらいあるんですか。 ○委員長 道路管理課長。 ◎齋藤洋 道路管理課長 申し訳ございません。我々の勘と経験で作っている分も結構ございますので、はかりにかけて量っていないものですから申し訳ございません、何キロとはちょっとお答えできません。 ○委員長 山口委員。 ◆山口銀次郎 委員 水の流入を防ぐものなので決して軽いものではないと思います。十何キロないにしても、スーパーで米を買うぐらいの重さものは一定あると思うんですよ。  うちで例えると、台東三丁目なので土のうが欲しいなと思った場合、台東地区センターに行くと思うんですね。でも1個や2個では足りないので、数往復してちょっとほかの友達とかにも頼んで総動員で頑張るかと思うんですけれど、やはりそう考えると広域の遠い方というのは余計そういう手間が増えるので、今回この設置イメージの写真見ると幅1メートルで高さ85センチ、およそ1メートル、1メートルで余り大きいものではないと考えるので、例えば山谷堀公園やこういう公園などにも設置する状況ですので、将来的には公園単位などのもっと細かい設置場所を増やして、地域の住民がより取りやすく回収していただきたいような方向を、今も増設の検討とは言っていますが、こういった事態でいつ水害というものが起こるか分からないので、早急に考えていただきたいというのがあります。  あと、昨年の台風のときに私もそうなんですけれども、水害は本当にやってくるのかなと思って土のうを欲しいなと思ったんですけれど、率直に言って土のうの積み方が分からないんですよ、積んだことがないので。例えば、ドアの前に1個ずつぐらい置いておけばいいのか、二重、2個で上に何個かずつ置かなければいけないのか。どのようにしたら効果的なのか、そういうのが全然分からなかったというのがあるんですよ。なので、例えばストッカーの網のところに土のうはこの下の隙間をやるようにこのように積んでいただいて、このようなやり方で大丈夫など、簡単な案内を設置していただきたいなと思うんですが、土のうを積んで家の防水対策をしたという方は言うほど多いとも思われないので、ぜひともそういった案内的なものの設置というのもひとつご検討していただきたいと思いますが、それはどうでしょうか。 ○委員長 道路管理課長。 ◎齋藤洋 道路管理課長 まず一つ、運ぶのが大変で遠いというお話をいただいたんですけれども、もともと余裕があるときに区にご連絡いただければ今までどおり土のうをお持ちするということもやりますので、なるべくお天気のいい日とか、台風のテレビのニュースとかが出だすと区民の電話が殺到してしまいますので、なるべくそうではないときにご相談いただくように、区民の方々にもお知らせしていきたいなと思っております。  それから、積み方につきましては、これからこういったことでいろいろ区民の方に、例えば広報たいとうとかホームページ等でお知らせしていこうと思っているんですけれども、そういった中で、例えば積んだところの写真などを掲載できればいいかなと思っております。 ○委員長 山口委員。 ◆山口銀次郎 委員 平時から土のうをやってと言われていますが、やはり平時からうちに備えられるようなおうちばかりではないと思うので、住宅の玄関小さいから土のうを置いておけないとかそういう方もいっぱいいると思いますし、あとやはり防災意識について幾ら区が啓発し、今の九州の豪雨などの中でニュースを見ていても、どう日頃から自分のおうちに準備してハザードマップをしっかり読んでいる人もいれば、いまだにハザードマップ、ちょっと何それとかそのように防災意識の差があり、実際に台風が進路上近づいてきて、風が強くなってきたときとかにようやく動くような人もやはりこういう状況だといると思うんですよ。なので区の業務の負担を軽減させるという意味合いから考えましても、やはりステーションの増設というものはそういったものにつながると思うので、直前になって殺到しているときであれば補充もままならなくなってしまうと思いますので、そういった意味合いでは細かくやっていける体制が必要とは思います。やはりこういう水害のリスクが増えている時期になってきておりますので、様々なご検討をして何としてもそういったものが発生した際に区民の被害を最小限にとどめる努力を引き続きよろしくお願いします。ということで、終わらせていただきます。 ○委員長 河井委員。 ◆河井一晃 委員 昨年の台風19号のときに、私も近所の方もたくさん土のうを注文させていただいて本当に助かりました。本当に安心してあの台風を過ごすことができました。拝野委員もいろいろな宣伝をフェイスブックでしていて、こういうやり方もあるんだとかいろいろ勉強にもなったんですが、土のうを借りに行って、私どもも個数が限られているんですと言われたんですよね、借りるときに。山口委員も、積んでいったときにこれぐらいにしかならない。先ほど重さと言っていたんですけれど、大きさもまちまちで、小さいのもあれば大きいのもあって、これぐらいではちょっと超えてしまうよねと言ったときに、その持ってきてくれた方が止水板もありますよというふうに伝えてくれて、それだともう本当に3つで足りてたくさん並べなくても済んだので、ぜひともその地元の方に周知するときに止水板も活用すると個数少なくて済みますよというのを周知していただきたいなと思いました。  それと、あとこれは5か所に設置で、昨年度私が見ているだけで土木担当の方が一生懸命回っていたのでかなりの数の土のうが、件数が出たんではないかなと思うんですけれど、どれぐらい出たのか後でお聞かせいただきたいというのがあります。  あと、それから土のうを受け取った方がいたんですけれども、その後これどうしたらいいんだということで皆さん災害過ぎたらもう忘れてしまいたいのか、あと置く場所のスペースもないということで、廃棄をどうしたらいいんだという問合せが多くありました。そんな中で私も確認させていただいたら、廃棄物で処分してくれということと、あと取っておいていただくのが一番区としてはベストなんですよということを言ったんですけれど、置く場所もなくて皆さんうちの近所も建坪ぎりぎりに建てているので置く場所がないということがありましたので、その辺の廃棄とか次の段階のところをちょっと考えていただきたいなと思います。  あと、その止水板かなり有効だなと私も実感したので、もしあれでしたらこういった案内をするときにこういった止水板、区で売却まではいかないけれどその辺ができるのかどうか、ちょっとその辺を確認させてください。 ○委員長 土木課長。 ◎原島悟 土木課長 具体的な配布に関するご質問ですので、私からお答えさせていただきます。  まず、止水板に関してでございますが、止水板につきましては土のうと違いまして裏側に支えが必要であったり、家屋の出入口の開口部の形状によりましては設置が難しい場合がございますので、区といたしましては基本的に土のうの配布ということでご案内させていただきたいと考えてございます。  それと、あと前回の台風19号のときの配布の個数でございますが、備蓄1,600個で不足いたしまして、新たに1,700個を追加で作成しまして、計約3,300個配布いたしてございます。  それともう一つ、使用し終わった土のうの処分につきましてでございますが、基本的には土のうは区民の方にお配りして差し上げるという形を取らせていただいておりますので、処分につきましても原則的には区民の方にしていただきたいと考えてございますが、どうしてもお困りの場合は個別にご相談いただきたいと考えてございます。 ○委員長 その処分はどうやってするのかというのを。 ◎原島悟 土木課長 基本的には砂が産業廃棄物になりますので、処分はそういった専門の業者をお調べいただくか、もしくは我々の清掃の所管にもお問い合わせいただきましてご確認いただければと考えてございます。 ○委員長 通常その清掃の所管に問い合わせると1個幾らで処分するとか、民間の場合はどのぐらいかかるとか、そのあたりというのは把握していますか。 ○委員長 土木課長。 ◎原島悟 土木課長 ちょっと処分費までにつきましては現状把握してございません。申し訳ございません。 ○委員長 河井委員。 ◆河井一晃 委員 ありがとうございました。処分費も、伝えられれば伝えていただいたほうがいいのかなと思いました。その辺の公園とかに廃棄されても困りますし、その辺をよろしくお願いします。 ○委員長 いいの。 ◆河井一晃 委員 はい。 ○委員長 拝野委員。 ◆拝野健 委員 近いんですけれども、土のうの配布いただいたものを家で保管する場合に袋がどうしても劣化してくると思うんですけれども、その袋だけ配っていただいているのかどうかというのを聞きたいんですけれども。 ○委員長 土木課長。 ◎原島悟 土木課長 中の砂は大きく劣化するということはございませんので、袋の劣化につきましては、個別にお問い合わせいただければ袋の配布も行いますので、ご連絡いただければと考えてございます。 ○委員長 拝野委員。
    ◆拝野健 委員 そうですね、個別連絡になりますよね。大体、使おうと思って持ち上げたら破けるというのが。ただ、台風のときに忙しくなってから持ち上げたら破けて問合せしても多分対応できないのかなと思うので、その前から周知していただいたほうがいいのかなと、袋劣化しますよと。例えば耐用年数何年ぐらいか分からないですけれど、多分外で雨水にさらされながらずっといると結構二、三年で駄目になってしまうんではないかと感覚的には思っているんですけれど。 ○委員長 土木課長。 ◎原島悟 土木課長 袋自体がプラスチック系の素材でできてございますので、紫外線の当たり方等、保管状況によって劣化の速度は大分違うかと思われます。  今、ご指摘の件など併せまして、今回土のうステーションの設置について広報たいとうですとか、先ほど道路管理課長からの答弁にもございましたが、区民の方々に周知していく中で先ほどの処分の件ですとか、袋の交換の件につきましても周知、広報の方法を内容に含めることを検討していきたいと考えてございます。 ○委員長 拝野委員。 ◆拝野健 委員 袋が破けてまた連絡を入れてというのは、また役所の負担が増えてしまうので、できれば維持管理のほうでやっていただいたほうが最終的には皆さん楽なのかなと思いますので、ぜひご検討いただければと思います。ありがとうございます。 ○委員長 和泉副委員長。 ◆和泉浩司 副委員長 多分このままではないでしょう。先ほどから危機・災害対策課長に質問したらいいというような質問ばっかりで、ただ土のうを置くというだけの報告なのにね。大変なことをやっていただいてありがとうございます。  ただ、例えば3,300袋出た。出た場所を地図に落とし込みをして、ステーションは決めていないでしょう、これを見ると。置けそうなところとか楽そうなところとか、文句を言われなそうなところにステーションを置いたでしょう。だからこの蔵前の下水道局なんて、普通の民家まで100メートルありますよ。片方東電の変電所で、片方下水道局の壁で、みんなタクシーが昼寝しているところですから、ここの区道は。誰も文句言われないからこんなところへ置いてしまったんでしょう。だけれど現実使うのに、5キロや10キロの土のうを、ねこ車持っている人もいませんし、台車だって持っていませんし、どうやって運ぶんだと、区民の高齢者が、という感じがしました。  それで防災広場というところに全部置いていただいたんだけれど、山谷堀公園は公園だけれど、山谷堀広場も防災のイメージでやっていて、あそこは土地大きいんだからあそこにもつくるべきだよね。だからそういった意味で言えば、これなど全然ブラッシュアップできていないから、取りあえず私たち仕事したりしましたていの箱を置いているだけだから、第二弾で本当に役に立つところ。昨年の3,300袋をどうやってどこに配ったかというのはデータあるでしょう、多分。そのデータに基づいて、ここは水が出るとこだなと。今戸なども昔はよく水が出ました。だけれど今、50ミリから70ミリ、75ミリでしたか、に変わった。その下水の付け替えとか管の付け替えで大分出なくなったんですよ。透水性舗装も今戸二丁目はやっていただきましたし。だから土のうが要るとこ要らないところが結構変わってくるんですよ。  ちなみに、うちには室内に80袋待機させています。一回外に置いたら本当に二、三か月で劣化してしまって、穴は開かないんだけれども何か一つの塊みたいになってしまってどうしようもないんで、今、家の中に80袋しまっていて、でも足りないときには事前にお願いして、130袋ぐらいを私はうちの町会とかの高齢者で持てない人のところに雨降る前に配っています。それも区議会議員の仕事だと思っていますから。だからそういうことを皆さんにどうぞお勧めして、晴れているときにやると数倍違いますから。みんな雨降ってかっぱ着てヘルメットかぶってびしょびしょの中、昔はよく配達してくれましたけれど、そういうことではなく晴れているうちから、区議会議員も32名いますから、要は出先機関みたいなものですよ、皆さんからすれば。だからどんどんそういうところを使って広報なり、また配布も含めてお願いするような体制を取って、行政と議会と協力して区民を守っていく。そこが大事だと思いますので、このステーションも本当に危機・災害対策課とよく相談をして、去年はどんなところに水が出てしまった、それからこういう工事したからもう今年はここは出ないと、そういうのも加味しながらステーションを考えていかないと、熊本みたいな豪雨はあのような土のうでは役に立たないです。  私、近所の人たちにお勧めしているのは、土のうの数をできる限り少なくして土のうと土のうの間をごみ袋に水を入れて水嚢にしてもらっています。土のうだと後の始末が悪いので、ごみ袋だと口を開いて、水を流してしまえばごみ袋として使えますからね。そのようなやり方を危機・災害対策課とよく打合わせをして、全部土のうでなければ駄目ですという話ではないので、土のうと土のうの間、土のうはインプラントぐらいに考えてやっていく方法もあるということをもうちょっと勉強したほうがいいですよ、現場と。以上です。 ○委員長 ほか、よろしいですか。  前回3,300袋も出てしまったということでこういう対応を考えていただいたと思うんですが、今、副委員長からもありました本当に必要なのはどこかという話と、あとはこの土のう自体が自助なのか公助なのか共助なのか。あるいは民間のビルだとか大規模なマンションも区からトラックで運ばなければいけないのか。あるいはある程度自分たちでご準備していただくような体制を取っていくのか。これはもう本当危機・災害対策課ともしっかりと連携していただいて、やはり自分の力では運べない。あるいは自分の力ではなかなかできないけれども、リスクが大きいような建物に住む方になるべく届くような形。あるいは今、副委員長からあったような土のうだけではない方法をしっかりとお伝えするような、そんな対策とセットでやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、弁天院公園整備工事及び寿児童遊園整備工事について、公園課長、報告願います。 ◎村松有希 公園課長 それでは、土木担当2番、弁天院公園整備工事及び寿児童遊園整備工事についてご説明いたします。資料3をご覧ください。  区では、特色ある公園の整備として地元町会や子育て世代の方々など地域の皆様のご意見・ご要望をいただきながら、地域の特性を生かし、区民の皆様が憩い、安全で快適に利用できる公園づくりを進めております。今年度は弁天院公園と寿児童遊園を整備いたします。  初めに、項番1、弁天院公園整備工事でございます。所在地及び面積、(2)整備スケジュールにつきましては、資料記載のとおりでございます。(1)整備内容につきましては、別紙1によりご説明させていただきます。  別紙1、弁天院公園整備工事イメージ図をご覧ください。公園の西側、図の手前側になりますが、就学前の幼児を対象とした複合遊具、砂場、ブランコなどを設置いたします。この遊具の選定につきましては、本公園を代替園庭として利用している保育園を対象としたアンケートや現地でのヒアリングなどの結果、要望の多かった遊具を採用してございます。また、暑さ対策を目的に砂場には日よけとしてパーゴラを設け、ミスト遊具も設置いたします。さらに、安全性、防災性向上の観点から、公園の入り口の拡幅やソーラー照明灯の新設を行います。ソーラー照明灯は、本公園が地域のいっとき集合場所として指定されているため、災害時等に停電した場合においても円滑な行動を可能とすることを目的として設置するものです。  お手数ですが、資料3にお戻りください。項番2、寿児童遊園整備工事でございます。所在地及び面積、(2)整備スケジュールにつきましては資料記載のとおりでございます。  (1)整備内容につきましては、別紙2によりご説明させていただきます。  別紙2、寿児童遊園整備工事イメージ図をご覧ください。公園の北側、図の右側になりますが、就学前の幼児を対象とした複合遊具、砂場、ミスト遊具を設置いたします。こちらも選定に当たっては近隣の保育園を対象としたアンケートの結果、要望の多かった遊具を採用してございます。また、児童遊園の面積に対して樹木が大きく成長していることから、遊具の安全領域と広場確保のため樹木の植え替えを行い、新たに花を楽しめる樹木を植栽してまいります。  ご説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長 よろしいですか。  ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。  山口委員。 ◆山口銀次郎 委員 今回この公園整備の図を見るとどちらにもミスト遊具設置していただいて、また寿児童遊園は形状も違うミスト遊具、今まで設置されているミスト遊具を、夏場とか暑いとき子供さんとかが使っているのをよく見るんですけれど、ちょっと高いから風のある日とかでボタン押した子供のところにその霧状の水が届いていない状況になっているときがあるので、違う形状のものを設置していただいて、いろいろな形状のものを試してよりよい形状にしていっていただけるのは非常によいと思います。  今回、公園の整備でこうやって2か所、また新たに設置されますが、近年ずっと毎年猛暑猛暑と言われて今日も暑いではないですか。その中において、やはり御徒町公園とか整備したところには現状ついてはいますけれど、そうではない公園、あの近くで言えば例えば竹町公園とか小島公園とかそういうところにも今後ミスト遊具単体で、暑さ対策の一環として、整備する公園以外のところにミスト遊具を設置するという予定はあるのでしょうか。 ○委員長 公園課長。 ◎村松有希 公園課長 ミスト遊具は一昨年度御徒町公園、昨年度山伏公園に設置をいたしました新しい遊具でございます。設置のためには、ミストなので給水のための配管を布設する必要がございますので、そのためには既存の遊具などの配置の変更等も伴うことになります。そのため、現在新たに整備工事を行う公園での設置を行っております。先ほども申し上げましたとおり新しく設置した遊具でございますので、利用状況や評価などをお聞きしながら今後の整備について検討してまいりたいと考えてございます。 ○委員長 山口委員。 ◆山口銀次郎 委員 御徒町公園、山伏公園ともについているのを見ています。御徒町公園の横を通ると子供たちが暑い日などはよく利用しているのを個人的に見ていますし、公園で暑いとふと利用したくなる気持ちもよく分かるので、確かに言われるように配管の工事等、大変な手間がかかるというのはあるんですけれど、まだ区全体の公園、今度これで4か所になるわけであって、北部の地域とか谷中の方面とか根岸方面とか、まだバランスもありますので、配管の工事などの手間がかかる一方で、ぜひともそういった整備というのも今のこの気候状況なども考えて、できるだけ前向きにご検討していっていただければと思います。以上です。 ○委員長 寺田委員。 ◆寺田晃 委員 この報告については了承させていただくんですけれども、私なりの意見をちょっと述べさせていただきます。  ちょうど区政サポーターアンケートで公園、児童遊園の利用についてアンケートが上がっていましたのでざっと見させていただいたんですが、皆さん運動する場所としてお声が多く、健康づくりの拠点とか、健康づくりのための運動教室を求めていたり、また個別意見としては高齢者、中学生、高校生でも遊ぶことや運動ができる遊具を設置してほしいとかこういったご意見がある中で、先ほど報告があったようにこの2つの公園については地域の町会さん、地元の町会さんや子育て世帯の方にしっかり何度もレクチャーされて遊具を考えられたので、特にはあれなんですけれども、こういったアンケートで運動に対する要望がある中で、私、最近あってほっとするというか、使ってみるのがサービスエリアでぶら下がり棒というんですか、ぶら下がるだけで気持ちがよくなったり、また近くで言いますと山谷堀公園にぶら下がっている方がかなりいらっしゃって、やはりこういったものもスペースを取らなくて設置できるものなんだなと感じております。  今後進めていくに当たりまして、もちろん地元の町会さんや子育て世帯、公園ご利用になる方は当然なんですけれども、それ以外にやはり公園を見守っていただいている地域周辺の町会に携わっていない方もかなりいらっしゃっていて、理想で言えば1軒ずつポスティングしていただきながら郵送・返送とか広聴メールとかでご希望が返ってきながら酌み取り上げられるご意見などは酌み取っていただきながら公園をつくっていただきますと、少しずつ行政に対する信頼というんですか、広聴メールいろいろなものが上がってきますけれども、本当に行政に対して理解いただきながら、地域に理解していただきながら一つ一つ進めていくのも大事なんではないかと今回感じさせていただきました。引き続き皆さんに喜んでいただける公園をつくっていただけるように、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長 松村委員。 ◆松村智成 委員 基本的に、今回のこの件はもちろん承認でございます。  私も寺田委員同様にちょっと意見させていただければと思うのですが、まず私のところで聞いてきましたのが、通常の公園と児童遊園について区内に幾つもあって、その中で遊具がどのようなものがあるのか一覧があるといいねというお声をいただきました。その理由としては、この地域に行けば何歳児用の遊具が固まっているとかがない、分散されていれば遊びに行きやすいねというご意見をいただきました。ただ、私としましては、子供が使うだけの遊具で公園がほとんど取られてしまうよりは、いろいろな方が使っていただけるように極端な話、必要最低限緑があって水飲み場があって、あと何にもないというのでもいいのかなという、それも一つの特徴でしょうし、やはり人があまり来ないことによってベンチに座ってくつろがれる方もいらっしゃるんではないかなとも思います。ぜひこれから全てが全て金かけてやればいいというものでもないので、そういったのもあってもいいのかなと思いますので、ぜひご検討いただければなと思います。  それと今回の報告は、もちろん承認なんですけれども、予算が前に承認はされておりまして、たしか5,600万円ぐらいだったと思うんですけれども、これだけのものを5,600万円でできるのであれば、例えば石浜公園でしたか、トイレつくるときにいろいろ水工事があって5,000万円かかるのってどうなのかなというのもあると思うので、やはりこれも工夫の仕方だと思いますし、弁天院公園がたしか5,600万円で寿児童遊園が2,900万円だったと思うのですが、これから先はお金を大事に使っていきながら、基本は税金ですから、それを有意義に使っていただけるような施策もぜひお願いしたいなと思います。以上です。 ○委員長 和泉副委員長。 ◆和泉浩司 副委員長 前々任者が私の大事な今戸公園の木を切りました。いまだに今戸公園は復活しません。最近本当にオーバースペックではないかと、あれがルールなの。例えば今戸公園のブランコの柵までの距離、ブランコの振り幅の3倍ぐらい先まで入れないようになっているのよ。だからみんなが普通に走れるところがだんだん減ってしまうわけ。大体複合遊具だって今戸公園に置いてありますけれど、昔の遊具と違って太いでしょ。全部張りぼてみたいなFRPか何かでつくったものだから。ああいうのを見るとね、何なんだろうな。みんな画一化されたあの複合施設で。何もなくてもいいではないですか。木がいっぱいあったほうが。今回も結構木を切るみたいだから……。 ○委員長 移植。 ◆和泉浩司 副委員長 移植と言ってもつかないのよ。それでみんなそうやって移植しますとか公園の木は守られていますとか言うけれど、自分らでやるとき平気で切ってしまうんだもの。だからその辺はしっかりと地域に入っているということだから、特にこちらの弁天院公園は前にも言ったけれど三島神社の神酒所としてほぼほぼ全部使ってみこしも置いているぐらいだから、余り場所を狭くしてしまうと使い勝手が悪いのよ。だからその辺をしっかりまちの中へ入ってよく聞いてください。  それと、やはり公園はメンテナンスです。私は隅田公園のチェックに朝6時と夕方6時と歩いていますが、大変よく頑張って管理されておられますが、もう6時半には作業の方も来てごみ箱のビニールを替えたり、下草を刈ったり、大変よくやっていただいていることには感謝しますが、本当にメンテナンスとは大事だなと。夏、2週間で草が生えてしまう。だからそういうことも考えて、新しいところをどんどんつくっていくというのも大事ですけれど、古いところというか昔からあるところもしっかり守ってやってください。大変よくやっていただいてありがとう。ありがとうって言っているのに、答弁でどういたしましてとか言われても照れてしまうから。 ○委員長 いいですか。 ◆和泉浩司 副委員長 はい。 ○委員長 今、副委員長からもお話ありましたけれど、公園清掃の委託をされている皆さんが本当に早朝からやられている姿というのはみんな見ております。そういった意味では一つのエッセンシャルワーカーということになるのかもしれませんが、本当にご苦労されている姿も見ていますので、そういったところの連携をしっかりやっていただきたいなと思います。  また、もう一つは、特色ある公園づくりというのをずっと台東区はやってきました。今回も地域の声を伺ってということですが、ここの弁天院公園、いろいろな公園が全国にある中で、お寺の境内とここまで一体化した公立の公園ってやはりすごい大きな特色があると思うんですよ。今戸公園のエレキテルも一つの……。           (「石浜だよ」と呼ぶ者あり) ○委員長 石浜公園か。石浜公園のエレキテルも地域の何か偉人と合わせたというのがあるんですが、こういうもともと置かれている立地をどうやって生かすかというのも非常に重要だと思いますので、これだけ見ると非常にどこにでもあるようなデザインになってしまっているかのように見えるのですが、そのあたりは若干工夫をされるようなことがあってもいいのかなと思いますので、引き続き頑張ってやってください。  ただいまの報告については、ご了承願います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 次に、公益財団法人台東芸術文化財団経営状況報告について、文化振興課長、報告願います。 ◎齊藤明美 文化振興課長 事前資料1、A4縦4枚の概要版をご覧ください。  初めに、事業報告について、主な事業をご説明いたします。1ページをご覧ください。  Ⅰ、芸術文化に関する事業のうち、芸術・文化施設等活用の自主事業です。初めに、朝倉彫塑館は建物、庭園、収蔵品の色、材質、形などを比較し、対比の視点により紹介する「特別展 朝倉彫塑館の白と黒」を開催いたしました。また、特集展示として「W特集 独断で選んだイケメン★オシメン&『台東鳥瞰』関連企画 齋藤陽道写真展」を実施いたしました。  次に、下町風俗資料館は江戸ルネサンス事業の一環として中央図書館、一葉記念館と連携の下、華やかな吉原のまちを再現する特別展「『江戸風俗人形』の世界」を開催したほか、芸術・技術実演会などを実施いたしました。  2ページをご覧ください。一葉記念館では、明治期に数多く発行された文芸誌を軸に一葉作品発表当時の姿を紹介する特別展「樋口一葉と明治の文芸雑誌」を開催したほか、崩し字解読講座や朗読会などの特別講座を実施いたしました。  3ページをご覧ください。奏楽堂では、日本歌曲コンクール及び同コンクールの30周年を記念する演奏会や企画展を開催いたしました。また、東京藝術大学や上野学園大学にもご協力いただき、文化コンサートを実施いたしました。  続きまして、書道博物館では東京国立博物館との連携事業として文徴明とその同時代に活躍した書家の作品に焦点を当てた特別展「生誕550年記念 文徴明とその時代」を開催いたしました。  4ページをご覧ください。次に、芸術文化財団経営課による自主事業です。(1)文化コンサートや(3)下町大音楽市など資料に記載の事業により、区民が気軽に音楽に触れられる機会を提供いたしました。5ページをご覧ください。(5)にほんの音、(6)にほんの美は東京藝術大学との連携事業です。(8)浅草芸能大賞の授賞式及び浅草名人会は、新型コロナウイルス感染予防のため中止をいたしました。(9)宮中雅楽は4年ぶりの開催となりました。  6ページをご覧ください。Ⅱ、スポーツ文化に関する事業でございます。自主事業では、(1)区民スポーツ教室をはじめ(3)桜橋・わんぱくトライアスロン2019などを、受託事業では初心者スポーツ教室を実施いたしました。  7ページをご覧ください。Ⅲ、芸術・文化・スポーツ施設の管理運営は指定管理者として施設の管理運営を行いました。  Ⅳ、芸術・文化・スポーツ活動の調査・情報収集及び提供に関する事業及びⅤ、法人管理運営については資料に記載のとおりでございます。  続きまして、8ページをご覧ください。令和元年度収支計算書(総括表)でございます。  初めに、Ⅰの事業活動収支の部でございます。1の事業活動収入の合計額は6億8,490万2,076円でございます。  2の事業活動支出の①芸術文化事業費支出は文化施設の管理運営経費と本部事業を含む自主事業経費で、2億236万2,670円、②スポーツ文化事業費支出はリバーサイドスポーツセンターの管理運営経費と受託事業、自主事業に要する経費で2億1,794万7,736円、③収益事業費支出は図録やグッズ等の作成経費で912万9,776円、④その他事業費支出はリバーサイドスポーツセンターの駐車場に係る管理運営経費で435万9,160円、⑤管理費支出は財団職員の人件費、事務局の運営経費等で1億7,501万6,831円となり、事業活動支出の合計は6億881万6,173円でございます。  その結果、事業活動収支差額は7,608万5,903円となりました。  次に、Ⅱ、投資活動収支の部でございます。投資活動収支差額はマイナス163万279円となります。  この結果、令和元年度の全体の収支差額は下から4行目、当期収支差額の7,445万5,624円となります。同額を区に返還し、次期繰越額は2,000万円となります。  詳細な内容につきましては、お手元の冊子をご覧ください。  なお、本件については、台東区芸術文化財団において開催された5月の理事会及び6月の評議員会において承認されております。  報告は以上でございます。 ○委員長 ただいまの報告について、質問がありましたら、どうぞ。  和泉副委員長。 ◆和泉浩司 副委員長 承認されているもので青柳委員長も文化・観光特別委員会の河野委員長も評議員にも入っておりますし、細かいことは一切聞きません。  ただ、1つだけ言っておきたいことがあるんです。新型コロナウイルスの関連で、様々な行事も中止になったと思います。そこで、あえて振り返って不要不急だったのかそうではなかったのか。一つ一つの事業をもう1回精査していただきたい。これを機会にと言うと変な意味ではないですよ。だけれど、新型コロナウイルスの影響でこれができなかった。だけれど、やらなかったことの影響はそれほど大きくなかった。ではやり方変えようか。先ほど少し言いましたけれど財政調整基金、千代田区は70万円あるんですよ、1人当たり。12万円配ってもびくともしない。台東区は財政調整基金5万円しかないんですよ、一人当たり。いざとなったときに、みんな大変になってしまうんですよ。だからそういうことも考えて、いろいろなとこから要望があってあれもやりましょう、これもやりましょう、何もやりましょうってどんどん膨れ上がってきたのがある意味今でもある。本当に区民生活に必要なときに必要なものを出せるように、しっかりともう1回精査してみてもらえませんか。これは昨年度の様々な事業だから3月までしか入っていないけれど、今年度中止になる事業はさらに多いでしょう。そうなった場合に、本当に必要だったのか必要ではなかったのか。規模をこのぐらいでやっても大丈夫だったのかというのをもう少し精査して、財政の平板化を私は考えていただきたいなと思う。芸術文化財団だからいいという話ではない。ほぼほぼ自主事業で利益上げているところではないんでね、別に芸術文化財団に利益上げろとは言わない。だけれど単なる金食い虫と言われないように、しっかりとやっていただきたいということだけ言っておきます。 ○委員長 ほか、ありますか。  私からも一言。書面開催だったものですから。先ほど産業振興事業団のほうでも言ったんですが、ウェビナーですね、ウェブセミナー、今までは各館は、朝倉彫塑館、下町風俗資料館、いわゆる来館していただくのがメインの事業だった。ただ、これからはいろいろな発信の仕方というのが新たなチャネルが完全に加わったと。特にこうした現物を持つ施設がそれをテーマにこうしたセミナーをやるというのは、今までも集まってもらうのでも結構人気があったと思うんですが、ウェブでやると全然また違う、ある意味全国の皆さんが見られるということがありますので、その特色をぜひ生かしていただきたいなと。その工夫をぜひお願いしたい。このことを書面開催だったものですから委員会で申し上げまして、要望といたします。  ほかにありますか。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ないですね。  ただいまの報告については、ご了承願います。  理事者からの報告は、以上であります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 以上で、本日予定されたものは、全て終了いたしました。  その他、ご発言がありましたら、どうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○委員長 これをもちまして、案件、特定事件についての審議を終了し、産業建設委員会を閉会いたします。           午前11時27分閉会...